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カザム周辺の森には様々な生物が暮らしています 普段はおとなしい猿、草小僧。 深奥の滝壺周辺には大魚やサハギン、そして至る所に凶暴なゴブリンがいます そしてこの森の膨大な数の生物達を長年にわたり束ね、守る者がいます その者はみなからモルボルと呼ばれます 森へ狩り目的で訪れる冒険者をことごとくなぎ払い、追い払うこの者は生物達から絶対の信頼があります そしてたまたま通りかかった語る私も排除すべきものと判断されてしまったようです 覚悟を決めた私は腰鞘から素早く剣を抜き、構える…… 森の守り神のオーラに恐怖を感じることもなく、ただ感心をしていた !!! 私は気付いてしまった 私のすぐ前に迷子であろうまだ幼い猿の子供がいたのだ このままでは私もろとも猿の子供まで巻き添えをくらう! 残念ながらモルボルは興奮のあまり足下の小さな猿が見えてないようだ 私にも息子がいる もちろんこの子(猿)にも親がいるだろう こんな子を死なすわけにはいけない。絶対に 咄嗟に剣を置き、突き飛ばすように子供猿をその場から遠ざける そして置いた剣を拾い、構えようと………。 残酷にも凶暴なモルボルのつるは私を地面へとたたきつけた ・ ・ ・ 悪くない 悪くない死に方だ・・・ 追記 今回初めて画像フィルターで赤くしたものをつかってみたがなかなか良いと思った 最後の画像の私をたたきつけてるモルボルのもの凄く満足そうな顔ときたら(笑 END〜〜〜★ |