ゆんドリの今日


私はマウラに用事があったのでセルビナから船に乗っていた

久しぶりの船旅に心躍らせていると





「きゃぁぁー 」


比較的近くで女性の悲鳴が聞こえた


ただごとではないと思い、悲鳴が聞こえた方角へダッシュで向かう







ひとつの扉の前へたどり着いた

その向こうからさっきの女性の助けを求める声が聞こえる







私は勢いよく扉を開けた



骸骨??

・・・そうか。話にはきいていたが、時々海賊船に襲われるってのはこれか!







私は争いを好まない

話し合いで済めば良い

それが私だ





「女性が怖がっている、帰ってくれないか 」


が、私の友好的な態度にもかかわらず海賊はこちらをにらみつけ、持っている鎌を振り上げる

危害を加えたくて仕方がない様子である





私の思いは伝わることはないまま、ついに私めがけて鎌を振り下ろした

私はそれをかろうじでよけたが、上着の肩の部分がかすり、破れる



・・・説得を諦め、排除することにした









一息つきながら戦いで汚れた衣服を手で払う


刹那

女性「きゃぁぁぁぁ 」



私への黄色い声援と思った



だが、



実はもう一匹いたらしく、こちらへ向かってきていたのを見て悲鳴をあげたのだった


応戦するも、今度のはかなり強力な奴で負けそうになってしまう




ふっふ、だがまだまだ甘い。私には得意の百烈拳があるんだよ!

私の容赦ないパンチの雨で海賊はもう二度と動かなくなる




女性「ありがとうございました 」

・・・

こうして、海賊による船襲撃は一人の男によって未遂に終わったのだった



( ´_ゝ`)なEnd